約1億個の神経細胞が存在し「第二の脳」とも呼ばれる腸。
食べ物の消化や吸収だけでなく、美容や健康、免疫力へ影響したり、幸福感に影響のあるセロトニンや集中力に関わるドーパミンの放出など様々な働きもするすごい臓器です。
今回はそんな腸の働きをよくする「腸活」の美容効果と、腸活を始めるコツをご紹介します。
目次
腸の老化で顔の印象や肌まで変わる！？
腸は加齢と共にビフィズス菌が減り、悪玉菌が増えていくことで「老化」していきます。 毎日の生活習慣の乱れから、腸年齢が高くなっていることも。
腸が老化すると、腸が食べ物からの栄養素を十分に吸収できず免疫力が低下するだけでなく、悪玉菌によって大腸で生み出された有害物質が血液を介して全身へ巡ってしまうため、身体の不調を起こし皮膚のターンオーバーへの悪影響を及ぼします。
結果として「なんだか元気ないな」「顔色に血色がない」「肌に吹き出物ができた」「疲労感が抜けない」という状況に。
腸活で痩せ体質に
腸活をすると、美容・健康・免疫力・集中力などに様々な良い影響を期待できますが、痩せやすさにもつながってきます。
その理由として、３つのポイントがあげられます。
一つ目は、腸内環境が整っていると、食べ物の消化や栄養の吸収がスムーズに行うことができるので、体に必要な栄養が届き、代謝が上がる点です。
二つ目は、食物繊維をとり便秘を解消することで、腸内の老廃物を排出できるため、これもまた代謝アップにつながります。
そして三つ目に、善玉菌が生み出す短鎖脂肪酸は、脂肪を積極的に消費する働きがあると考えられており、腸活によって善玉菌を増やすことが痩せやすさにつながるのです。
ぜひ腸の働きを利用して、効果的に体型維持やダイエットに励んでみましょう。
今日から始められる！
腸のためにできる6つの習慣
腸にいい習慣を行うと、2週間〜１ヶ月で腸内細菌に変化が見えると言われています。
1. よく噛む
よく噛むと消化を促進する唾液が多く分泌され、胃腸の負担小さくなります。また副交感神経が優位に働き、腸の働きも活発に。一口30回以上は噛みましょう。
2. 水分を摂る
朝にコップいっぱいの水を。日中はこまめに水分補給をし、腸の働きを活性化させましょう。目安は1日1.5ℓ程度。脱水を招くカフェインやアルコールはほどほどに。
3. 食事に気を付ける
善玉菌を増やすため、食物繊維や菌そのもの（発酵食品・乳酸菌）を摂りましょう。食事の時間がずれると腸内細菌のバランスが崩れるので、規則正しく、20時までに夕食を。
4. 運動する
適度な運動で体に刺激を与えることは、血行の促進や自律神経が整えられ、腸の働きの活性化と便秘解消につながります。ウォーキングや腹筋などがおすすめです。
5. よく休む
腸の働きが活発になるのは、副交感神経が優位になる睡眠時やリラックスしている間です。夜更かしや就寝前の飲食を避け、早めに就寝しましょう。
6. ツボを押す
休憩中や入浴中に、自律神経を整える腸の働きを改善するツボ「合谷」を押してみましょう。手の甲の親指と人差し指の骨が交わる場所の周辺の、骨がくぼんだ部分です。6秒ほど強めに10回が目安。
意識して摂りたい！
腸内環境を改善する食べ物
腸内環境を整える食材は、「善玉菌のエサとなるもの」と「善玉菌を含むもの」の２種類があります。
この両方を摂ることを意識して、腸内環境を整えましょう。
善玉菌のエサとなるもの：食物繊維
食物繊維には2種類あり、善玉菌を増やす「水溶性」と便通を促進する「不溶性」があります。両方バランスよく毎食の食事に取り入れましょう。
▪︎ 水溶性食物繊維を多く含む食材
わかめ、ひじき、のり、もずく、果実類、こんにゃく、里芋など
▪︎ 不溶性食物繊維を多く含む食材
豆類、野菜類、きのこ類、穀物類、豆腐、ごぼう、切り干し大根など
善玉菌を含むもの：発酵食品・乳酸菌
納豆菌や麹菌、酵母菌、乳酸菌、ビフィズス菌などは、腸内環境を整える善玉菌です。いろいろな発酵食品を毎日取り入れましょう。
▪︎ 善玉菌を含む食材
納豆、味噌、漬物、ぬか漬け、キムチ、チーズ、ぬか漬け、甘酒、、日本酒、ヨーグルトなど
FruOatsは食物繊維チャージにぴったり
FruOatsは、食物繊維がたっぷりなので、腸活にぴったりです。
✔︎ 2種類の食物繊維をバランスよく摂取可能
「水溶性」と「不溶性」をこれ一つで補え、腸活をサポートします。
✔︎ たった3枚で10g（1日必要量の1/2）摂取可能
３枚でバナナ10本分相当で、普段の食事を補えます。
✔︎ 毎日継続しやすいクッキータイプ&5種類の味
食物繊維の摂取は、毎日続けるのが鍵になります。
お菓子の置き換えや忙しい朝、携帯用にぴったりです。
