ヴィーガンとは、ベジタリアンの一種で、肉や魚、卵、牛乳やチーズといった乳製品など、動物性食品を一切摂らない主義の人たちのことです。
そのため、ヴィーガン料理とは動物性食品を使わない料理のことを指します。
一方で、出汁を取るときや、具材にお魚やお肉が登場することの多い、味噌汁。
日本の食卓では欠かせない一品ではありますが、ただでさえバリエーションにこまりがちなのに、ヴィーガン仕様で飽きずに作れるの?と疑問に思われる方もいるかもしれません。
ですが、実はヴィーガン仕様でも、美味しい味噌汁を色々なバリエーションで作ることはできます◎
今回は、動物性食品を使わず、簡単に作れる味噌汁のレシピを集めました。
目次
福岡風だんご汁
モチモチの団子と、カボチャが入った、ボリュームたっぷりの味噌汁。
これだけで炭水化物も野菜も取れるので、作り置きレシピとしてもオススメです◎
材料(5人分)
・かぼちゃ・・・1/2個
・生しいたけ・・・3個
・長ねぎ・・・1本 ・大根・・・1/4本
・人参・・・中1/2本
・ごぼう・・・1本
【だんご】
・小麦粉・・・250g
・水・・・125g
・塩・・・一つまみ
【汁用】
・水・・・1200cc~1500cc
・ヴィーガン出汁・・・1袋(5g)
・味噌・・・大さじ3
・みりん・・・大さじ1
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作り方
①小麦粉に塩と水を入れて練り、30分おく。耳たぶくらいの硬さにして、少しねかせる。
②かぼちゃは種とワタを除き、一口大に切る。しいたけは4等分にする。人参、大根はそれぞれ7mm程度の厚さにいちょう切りにする。
③ごぼうと長ネギを薄切りにする。ごぼうは切った後水にさらして灰汁抜きをする。
④鍋に水を張り、②、③の野菜とヴィーガン出汁を入れて中火で煮込む。
⑤野菜が柔らかくなってきたら、寝かして置いた団子を一口大にちぎり鍋にそっと入れる。全部入ったら味噌とみりんを入れて沸騰直前まで煮込んだら完成! (だんごの表面がツルツルして、丁度良い弾力が出ていたら食べごろです。)
ヴィーガン納豆汁
大流行の韓国の納豆チゲにも似ている、山形県の郷土料理。
納豆×味噌で発酵の力を存分に味わえる非常にパワフルな味噌汁です。
こちらをヴィーガン仕様で作ってみましょう!
材料(5人分)
・ひきわり納豆・・・2パック ※無ければ普通の納豆でも可
・木綿豆腐・・・1/2丁
・油揚げ・・・2枚
・こんにゃく・・・1/2枚
・いもがら・・・8g(30cm程度)
・しめじ・・・1/4袋(お好み)
・青ねぎ・・・2本 ※その他里芋やごぼうなどの根菜をお好みで。
【汁用】
・水・・・1200cc~1500cc
・ヴィーガン出汁・・・1袋(5g)
・味噌・・・大さじ4~5
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作り方
①納豆は器に移し、事前によくかき混ぜておく。 (もしひきわり納豆が無い場合は包丁で細かく刻むかすり鉢ですり下ろしてから混ぜる。)
②いもがらはぬるま湯で戻し、水気を絞り、1cm角に切る。油揚げは熱湯をかけて油抜きし、こんにゃくは灰汁抜きが必要な場合さっとゆでる。豆腐、油揚げ、こんにゃくを1cmのさいの目切りにする。
③鍋に水を張り、いもがらとヴィーガン出汁を入れて煮込む。やわらかくなったら豆腐と納豆以外の具を入れる。
④具材に火が通ってきたら、くずれないように豆腐と味噌を入れる。
⑤かき混ぜておいた納豆を入れて、具材が崩れないようにやさしく溶かして混ぜ、弱火で沸騰する直前まで煮込む。
⑥仕上げに刻んだ長ねぎをトッピングしたら完成!
新潟風ヴィーガン豚汁
「スキー汁」という新潟のローカルな味噌汁は、豚汁とほとんどレシピは同じですが、里芋ではなくサツマイモを使用するのが特徴です。
今回は豚肉を大豆ミートに変えてアレンジしました。
材料(5人分)
・大豆ミート(フィレ)・・・1袋
・絹豆腐・・・1/2丁
・大根・・・1/2本
・人参・・・大1本
・長ネギ・・・2本
・ごぼう・・・1本
・生しいたけ・・・2~3個
・つきこんにゃく・・・1袋
・サツマイモ・・・1本
【汁用】
・水・・・1200cc~1500cc
・ヴィーガン出汁・・・1袋(5g)
・味噌・・・大さじ4~5
・ごま油・・・お好みで
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作り方
①大豆ミートは事前に水で戻しておく。
②下記の要領で、各材料を切る。
豆腐:角切り
大根、人参:短冊切り
長ネギ、ごぼう:斜め切り
しいたけ:薄切り
さつまいも:いちょう切り
③ごぼうは切った後、水につけて灰汁を抜く。 こんにゃくは灰汁抜きが必要な場合下ゆでしておく。
④鍋に水を張って、人参、大根、つきこんにゃくを入れて強火にかけ、火が通ったら中火に戻して、味噌大さじ2とヴィーガン出汁、大豆ミート、サツマイモを入れる。
⑤もう一度湧いてきたら、残りの味噌と豆腐、長ネギ、しいたけを入れて、豆腐が崩れないように軽く煮立てて完成!お好みで最後にごま油をたらしても◎
オクラと茄子のお味噌汁
元々は夏の味噌汁レシピですが、栽培技術が発達した現代では秋~冬でも食材を手に入れられます。
デトックス効果抜群で二日酔いや胃もたれにもおすすめです◎
材料(5人分)
・オクラ・・・1袋
・ナス・・・大2本
・絹豆腐・・・1/2丁
・みょうが・・・1個
・ごま油・・・大さじ1
【汁用】
・水・・・1200cc~1500cc
・ヴィーガン出汁・・・ 1袋(5g)
・味噌・・・大さじ4~5
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作り方
①オクラはへたを落とし、塩で軽く表面をこすってから1cm程度の厚さに薄切りにする。なすもへたを落とし、1cm程度の角切りにする。
②豆腐は軽く水気を切り、崩れないように1cm程度の角切りにする。
③鍋にごま油をひいて①の野菜を入れ、全体に油が回るように中火で炒める。
④鍋に水とヴィーガン出汁、味噌大さじ2を入れて、ナスがやわらかくなるまで中火で煮込む。
⑤火を一度止めて、残りの味噌とみょうがを入れて、もう一度中火にかけて、沸騰直前で火を止めたら完成!
まとめ
いかがでしたか?
今回は、ヴィーガンの味噌汁のレシピをご紹介しました。
ぜひ日々のレパートリーに迎えてみてくださいね。
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