ヴィーガン食とは、卵、牛乳やチーズといった乳製品や、蜂蜜などの動物性食品を使用せずに、植物性の原料のみで作られた食事のことです。
日本でもヴィーガン対応のレストランやカフェが増え始め、ヴィーガン対応の商品がコンビニやスーパーでも並ぶようになりました。
「ヴィーガン」といえば、西洋で発祥した概念のイメージですが、実は台湾にもヴィーガン、精進料理である「台湾素食」という植物性食材のみを使用した料理が昔からあることを知っていましたか?
豆腐やおから、お麩を使った、本物の肉や魚そっくりに作られた料理は、なんと1000年以上の長い歴史があり、現代の代替肉ブームをはるか昔から先取りしていたんです!
今回は、そんな台湾素食を楽しめる、東京近郊のお店を紹介します! 目次
台湾素食とは?
健康志向などのポリシーや宗教上の理由で、人口の10%が菜食主義者という世界有数のベジタリアン大国台湾。
そんな台湾で、お肉や魚を食べられない人でも楽しく、美味しく食事を楽しめるように創意工夫を凝らして作られた菜食文化が、「台湾素食」です。
台湾素食については、厳密にいうと以下の5種類があり、その中でも「全素・純素」がヴィーガンにあたります。
- 全素・純素(チュエンスー):純粋な植物性食品のみを摂取します。5種類の植物性香辛料(ネギ、ニンニク、ニラ、ラッキョウ、タマネギ)は摂取しない
- 蛋素(ダンスー):全素・純素の範囲に加えて、卵製品を摂取する
- 奶素(ナイス―):全素・純素の範囲に加えて、乳製品を摂取する
- 奶蛋素(ナイダンス―):全素・純素の範囲に加えて、卵製品・乳製品を摂取する
- 植物五辛素(ジーウーウーシンスー):純粋な植物性食品を摂取するが、5種類の植物性香辛料や乳・卵を含むこともある
今回はそんなヴィーガン・ベジタリアンフレンドリーな台湾素食を出しているお店をご紹介します!
【横浜】好記園
毎年出しているヴィーガンおせちでも有名な、横浜中華街の老舗台湾料理店。
実際に日本住んでいる台湾人も多く訪れており、台湾で実際に調理をしていた方がシェフという料理の味は本場さながらです。
定食があるのでお一人でも、メニューが豊富なので何人かでシェアして食べても楽しそうです◎
お肉を使ったメニューもあり、ヴィーガンの方も非ヴィーガンの方も楽しめます。
💡店舗情報
住所:横浜市中区山下町106【南門シルクロード】
営業時間:
平日:11:00〜15:00、15:00〜22:00(L.O.21:30)
土日祝:11:00〜22:00(L.O.21:30)
定休日: 毎週木曜日午後3時~
アクセス:
みなとみらい線 元町・中華街駅3番出口より徒歩5分
JR根岸線石川町駅 徒歩10分
公式サイトはこちら
【国立】中一素食店
30年以上の歴史を誇る、台湾素食の名店。
メニューは棒棒鶏(バンバンジー)や青椒肉絲(チンジャオロース)、北京ダック風など、なじみのあるメニューばかりで、どれも一切お肉が使われていないなんて信じられない再現度です!
お店まで来れない方のために、オリジナルレシピの大豆ミートも公式サイトで販売しています。
💡店舗情報
住所:東京都国立市中1-19-8 中一ビル
営業時間:
11:00~ 15:00 (ラストオーダー14:30)
17:00~ 21:30 (ラストオーダー21:00)
定休日:
月・火曜
アクセス:
JR国立駅南口から徒歩7分
公式サイトはこちら
【池袋】 TSUMUGU CAFE
いきなり本格的な台湾素食にチャレンジするのは不安な人にもピッタリな創作ベジフードカフェ。
本格的な点心やちまきの他、カレーやベジバーガーなどのカフェメニューも充実しています。
※一部製品は卵・乳製品を使用していますが、ヴィーガン仕様に変更可能。
台湾人のお母さんの目利きで厳選された台湾茶と、オリジナルの豆花も絶品。
💡店舗情報
住所:東京都豊島区西池袋3-36-20 1階
営業時間:月曜~日曜 ※11時~20時(L.O. 19:30)
定休日:不定休
アクセス:
有楽町線 要町駅 徒歩5分
山手線 池袋駅 徒歩15分
まとめ
いかがでしたか?
今回はヴィーガンフレンドリーな、台湾素食のお店をご紹介しました。
ぜひお近くにお越しの際は、訪れてみてくださいね。
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