夏以外の季節や、晴れの日が少ない時期も、油断は大敵です!
実は紫外線は曇りの日でさえも、私達の身体に降り注いでいます。
よく日焼け止めや日傘など体の外側のケアは行うことが多いですが、内側からのアプローチも大事なことを知っていましたか?
今回は意外と見落としがちな「体の内側」から紫外線対策が出来る食材を紹介します。
目次
紫外線対策に有効な食材って?
日焼け止めなど「体の外側の紫外線対策」は、紫外線が体に入ることそのものを防ぎます。
一方で「体内からの紫外線対策」は、紫外線による体のダメージをケアする効果が期待できます。
紫外線は、細胞を傷つけたり、体を酸化させる活性酸素が増大させ、これを放置するとシミや赤み、シワなどの原因に。
そのダメージを修復するためには、細胞の修復を促進する成分や抗酸化物質が多く含まれる食材を積極的に摂ることが重要なのです◎
💡紫外線対策におすすめの食材
① トマト (リコピン)
② スイカ(リコピン)
③ にんじん(βカロテン)
④ モロヘイヤ(βカロテン)
⑤ 紫キャベツ(アントシアニン)
⑥ レモン (ビタミンC)
⑦ アボカド (ビタミンE)
⑧ チアシード (オメガ3)
次の項から、各食材の栄養分や、おすすめの食べ方について説明します!
おすすめの食材①トマト
夏野菜の大定番のトマトは高い抗酸化作用を持つ、リコピンの含有量が多い紫外線対策にピッタリの食材です。
生で食べても良いですが、リコピンは油に溶けやすく、また加熱されている方が吸収効率が高まるのでパスタソースやカレーなどの料理にして食べるのがオススメです◎
朝の時間帯は吸収効率が高まるので、意識的にトマトジュースなどを飲むようにしても良いかもしれません!
💡おすすめの食べ方
・生のトマトから作るトマトソースパスタ
・夏野菜たっぷりのラタトゥイユ
・トマトたっぷりの夏カレー
おすすめの食材②スイカ
夏になると一度は食べたくなるスイカは実は貴重な栄養素の宝庫なんです。
リコピンの量はなんとトマトの1.5倍も含まれており、利尿作用によるデットクス効果が期待できるカリウムも多く含まれています。
また普段は捨ててしまう皮の部分にはシトルリンと呼ばれる、高い抗酸化作用と筋肉増強や血流改善にも効果があるとされるスーパーアミノ酸が含まれています。
💡おすすめの食べ方
・そのまま塩をかけて
・ミキサーでジュースにして
・(皮の場合)塩もみして浅漬けに
・(皮の場合)スパイスとマリネやピクルスに
おすすめの食材③にんじん
にんじんに含まれるβカロテンも、リコピンと同じカロテノイドに属しており、体の抵抗力を高めて活性酸素を抑制する効果が期待できます。
βカロテンは油に溶けやすいので、食べる前ににんじんをじっくりと炒めると効果的に摂取することが出来ます◎
油をオリーブオイルや亜麻仁油などにすることで、さらに健康効果を高めることも!
💡おすすめの食べ方
・キャロットラペ
・野菜たっぷりのカレー
・沖縄風しりしり
おすすめの食材④モロヘイヤ
エジプトでは古来から体に良い野菜として重宝されてきたモロヘイヤ。
モロヘイヤには、にんじんを超えるβカロテンを含むだけでなくビタミンCやビタミンEも含まれているので、紫外線対策にはピッタリの食材です◎
食べるときは、ビタミンCなどが溶け出すのを防ぐために湯で時間をできるだけ短くするか、溶け出した栄養素を余すことなく摂れるスープにするのがオススメです。
💡おすすめの食べ方
・そのままお浸しにして
・トマトとモロヘイヤのスープ
・茹でたモロヘイヤと納豆の和え物
おすすめの食材⑤紫キャベツ
目の醒めるような色合いでスーパーの野菜コーナーで存在感を放っている紫キャベツ。その色合いの通り、豊富なアントシアニンが含まれています。
アントシアニンは、抗酸化物質として活性酸素を除去する効果や眼精疲労の予防効果もあると言われています。
生でサラダにしたり、ピクルスや漬物にするのも◎
💡おすすめの食べ方
・刻んでサラダに
・お好みの野菜とピクルスや漬物に
・スープや炒めものに
おすすめの食材⑥レモン
ビタミンCは、非常に強い抗酸化作用だけでなく皮膚細胞やコラーゲンの発達を促進する作用もあり、実際に傷ついた体を修復するとても重要な栄養素です。
ビタミンCが多く含まれる食材の中でも、レモンは入手が簡単で含有量も多いのでおすすめの食材です。
ビタミンCは熱に弱いので、サラダなどのトッピングや、果汁をドレッシングやマリネ液に使うなどして、フレッシュな状態で食べるようにしましょう◎
💡おすすめの食べ方
・刻んでサラダに
・お好みのオイルやスパイスでドレッシングに
・マリネの漬け汁に
・フレッシュな果汁をジュースにしても◎
おすすめの食材⑦アボカド
スーパーでも手軽に入手できるアボカドは、森のバターと呼ばれるほど栄養価が高い事で有名です。
抗酸化物質のビタミンEを多く含むほか、ビタミンCや食物繊維もバランスよく含まれています。
さらにアボカドは不飽和脂肪酸が多く含まれており、ビタミンの吸収効率を助ける役割があるのも魅力的です。
💡おすすめの食べ方
・ペースト状にしてディップに。
・シンプルに輪切りにして醤油をかけて
・サラダのトッピングとして ・カラッと揚げて、塩とレモンで。
おすすめの食材⑧チアシード
有名セレブも魅了するスーパーフードのチアシードは、紫外線対策にも優れた効果を発揮します。
チアシードに含まれるαリノレン酸(オメガ3)は抗炎症作用が期待されており、紫外線に曝されて赤くなってしまった皮膚の回復を助ける効果が期待されています。
そのまま食べるのは難しいですが、チアシード入りのクッキーをおやつにしたり、ジュースやヨーグルトに入れるなどして是非日々の生活に取り入れてみましょう。
💡おすすめの食べ方
・ナッツミルクと混ぜてプリンとして
・ヨーグルトのトッピングとして
・お気に入りのフルーツジュースに入れて
・チアシード入のお菓子などで
まとめ
今回は、紫外線対策に効果的な食べ物をご紹介しました。
紫外線は美容に大敵なので、ぜひ普段の食生活に取り入れてみてくださいね◎
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